メールマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.708 2022.12.7

※文字化け等でご覧になれない方は、こちらからご確認頂けます。
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【お知らせ①】
毎日配信PDF版「ベトナム・ダイジェスト」！
ベトナムの「今」を記事サマリーで迅速に把握できます。

ベトナム・ダイジェストの特徴
・冒頭２ページに「記事ダイジェスト（要約）」を掲載し、速やかな情報把握が可能
・業績予想、3年間の詳細財務諸表付きベトナム上場企業の詳細レポートを毎週配信
・国内企業の決算や業界記事も充実。ベトナム企業の動向確認に
・「社会」「三面」「イベント」記事で、市民の話題や世相の理解に
・「日系企業の進出」情報も網羅、営業やリサーチに活用も
・ベトナム経済統計も掲載。各種レポート作成にも便利

<媒体概要>
媒体名「ベトナム・ダイジェスト」
創刊日 2022年6月16日
発行日平日毎日(月～金)
版型 PDF版、10～15ページ

【2週間無料お試し配信】のお申し込みはこちらから＞＞＞

【お知らせ②】
2022年度下半期版 ベトナムTOP50社データブック 発売中！

データ更新：2022年7月12日
財務諸表更新：2022年3月31日
ページ数：100ページ
書籍ファイル：セキュアHTML（印刷・コピー等制限オンライン版）
価格：7,500円

収録企業リスト・お申込みはこちらから＞＞＞

【お知らせ③】
有料会員向けコンテンツ「上場企業業績予想」
ベトナム上場企業の中から、編集部が時価総額上位100社をピックアップ。
証券会社による上場企業の売上高や利益などの業績予想と理論株価(もしあれば)を毎月更新・配信しています！

12月は、一部の業績予想を更新しました！

取り扱い銘柄一覧(100銘柄)
※100銘柄中20銘柄の業績予想は無料公開中。
是非ご覧ください！
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【お知らせ④】
有料会員向けコンテンツ「注目上場企業レポート」
800社近くあるベトナム上場企業の中から、編集部が注目企業をピックアップ。
企業の注目ポイントや3年間の詳細財務データを含む解説レポートを隔週配信しています！

ぺトロベトナム化学肥料[DPM]、ダットサイングループ[DXG]、FPT情報通信[FPT] 、ベトナム工業団地都市開発[IDC]、テーゾイジードン投資[MWG]、ナムロン投資[NLG]、リー冷蔵電気工業[REE]、テクコムバンク[TCB]、ビンホアン水産[VHC]、ベトナム国際銀行[VIB]、ビナミルク[VNM]、VPバンク[VPB]などを＜無料公開中＞！

さらに先週は、ビンホームズ[VHM]の最新レポートをアップしました！

これまでに計85銘柄の詳細レポートを掲載しています。
是非お試しください！
http://www.viet-kabu.com/report_url/report_list.php

ビンホームズ[VHM]は・・・ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社で住宅開発最大手。2021年にマンション・一戸建て・タウンハウス3万9100戸を販売。7省・市で27か所の都市区を管理し、国内最大規模の不動産管理会社として知られている(2021年末)。

　いつも「ベトナム株・経済情報」をご利用いただき、誠にありがとうございます。「ベトナム株・経済情報」では会員登録をされた皆様全員へ、過去に有料ページで紹介した記事をピックアップして毎週水曜日にメールマガジンを配信しております。また、メールマガジンだけに掲載する＜特別コンテンツ＞もお楽しみいただけます。

CONTENTS

01. ベトナム不動産業界の救済、中国のような融資支援は困難か
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2022年11月28日～2022年12月04日）
03. 今週の銘柄評価
サオタ食品[FMC]
04. サイゴン・街角風景
ルンクー国旗掲揚塔(Cot co Lung Cu)

01. ベトナム不動産業界の救済、中国のような融資支援は困難か

　不動産市場の冷え込みから資金繰り難に陥っている不動産業界を救済するため、中国政府が講じたような融資関連の救済措置を打ち出すべきとの声も国内から上がっている。しかし、ベトナム政府が中国のような支援策を導入するのは難しいようだ。

　中国の国営銀行である中国工商銀行(ICBC)、中国建設銀行(CCB)、中国農業銀行(ABC)、中国銀行(BoC)、中国郵政儲蓄銀行(PSBC)、中国交通銀行(BCM)の6行はこのほど、総額1兆人民元(約19兆6000億円)の不動産向けの優遇融資パッケージを開始した。中国政府主導による不動産市場の救済措置だ。

　同様の救済措置は、ベトナムでは難しいとの見方が強い。経済専門家のブー・ディン・アン氏は理由として、中国が金融緩和を継続しているのに対し、ベトナムは金融引き締め政策を実施していることをまず挙げる。さらに、銀行制度の違いもあるため、ベトナムは中国のような救済策を実施することはできないと指摘した。
　
・・・＜続きはサイトでご覧ください＞　

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02. 週間☆アクセス数上位ランキング！（2022年11月28日～2022年12月04日）

　このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ファットダット不動産開発、16日連続でストップ安　心理的要因と説明
[2022/11/28 13:29 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/221128124142.html

　ホーチミン市を拠点として高級住宅開発に特化する不動産開発会社ファットダット不動産開発[PDR](Phat Dat Real Estate Development)の株価が、25日までの16営業日連続でストップ安をつけ、ピークから▲80％超下落し、2年ぶりの安値圏で推移している。

　同社は株価の大幅下落の要因について、株式市場の心理的な冷え込みやマクロ経済状況の影響を受けたほか、上級幹部らが保有する担保割れ株式が証券会社によって相次いで売却されたためだと、ホーチミン証券取引所(HSX)に対して説明している。

　タンベト証券(TVSI)、Yuanta証券(Yuanta Securities)、ミレアセットベトナム証券(Mirae Asset Vietnam＝MASVN)、MB証券[MBS](MB Securities)がPDRのグエン・バン・ダット会長が保有するPDR株の売却を相次いで発表した。売却数は合計で数千万株に上る。これらのPDR株は担保割れとなっている。
　
・・・＜続きはサイトでご覧ください＞

2 位 ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価
[2022/12/01 09:42 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/221201094247.html

　■ペトロベトナム化学肥料[DPM]■―22年の配当引き上げへ、投資評価「買い」―　

　バンベト証券[VCI](Viet Capital Securities)はペトロベトナム化学肥料[DPM](PVFCCo)株の理論株価を5万7000VND(約320円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」とした。

　DPMは12月中に開催する臨時株主総会で、1～9月期の税引後利益が年間計画を27.8％上回ったことを理由として2022年の配当を引き上げる案について討議する。

　同社は2022年定時株主総会で、同年の現金配当を額面比50％(5000VND＝約28円)で実施することを承認していた。

　また、VCIは2022年の税引後利益見通しを上方修正する可能性も示唆した。

■ビンホアン水産[VHC]■―1～10月期は6割超の増収、投資評価「買い」―　

　バンベト証券[VCI](Viet Capital Securities)はチャ魚(パンガシウスの一種)加工輸出大手であるビンホアン水産[VHC](Vinh Hoan)株の理論株価を10万7000VND(約600円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」とした。

　・・・＜続きはサイトでご覧ください＞

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03. 今週の銘柄評価

※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php

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ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・サオタ食品[FMC]
(2022年12月7日発行ベトナム株通信第4829号)
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■■■サオタ食品[FMC]■■■―新工場2か所を稼働開始へ、投資評価「買い」―

　ロンベト証券[VDS](Vietdragon Securities)はエビ加工輸出大手のサオタ食品[FMC](Sao Ta Foods)株の理論株価を4万5000VND(約254円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」とした。

　FMCは年内に新工場2か所の建設や養殖場の拡大を完了し、2023年に稼働を開始する予定。これにより、向こう5年の年平均利益成長率は+15％となる見込み。

　2022年業績見通しは、売上高が前年比+16.5％増の6兆0590億VND(約340億円)、税引後利益が同+21.0％増の3230億VND(約18.2億円)、1株あたり利益(EPS)が同+20.9％増の4933VND(約28円)、株価収益率(PER)が6.8倍、株価純資産倍率(PBR)が1.2倍と予想されている。

　2023年は、売上高が同+3.1％増の6兆2490億VND(約350億円)、税引後利益が同+10.3％増の3560億VND(約20億円)、EPSが同+10.4％増の5444VND(約31円)、PERが6.2倍、PBRが1.1倍となる見込み。

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04. サイゴン・街角風景

　毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はベトナム人スタッフのNguyen Nhanより、「ルンクー国旗掲揚塔(Cot co Lung Cu)」のお話です。

　2019年に東北部地方ハザン省のドンバン石灰岩高原(Cao nguyen Da Dong Van)をバイクで旅しました。3日間の旅で印象に残っているのはルンクー国旗掲揚塔です。

　ハザン省はハノイ市からバスで約7時間。朝5時に同省に到着し、バイクを借りて、 7時にドンバン郡(huyện Đồng Văn)のドンバン町(thị trấn Đồng Văn)へ向かって出発しました。国道4C号線を進む途中、バクサム峠(dốc Bắc Sum)、クアンバスカイゲート(cổng trời Quản Bạ)、イエンミン松林(Rừng thông Yên Minh)、タムマー峠(Dốc Thẩm Mã)、チンコアン峠(Dốc Chín Khoanh)などの有名な観光スポットを見ました。

　夜、私たちはドンバン町にある民宿に泊まりました。次の日、この町を出てルンクー国旗掲揚塔へ行きました。掲揚塔はこの町から約24km離れています。

　長い歴史があるルンクー国旗掲揚塔はドンバン郡ルンクー村のルンクー山頂にあり、フランス植民地時代の1887年に設置されました。その後、何度も再建と修復が繰り返されてきましたが、2010年に新しく建設された国旗掲揚塔は高さは30mあります。

　ルンクー国旗掲揚塔へ続く道はとても綺麗ですが、狭く曲がりくねった道が続きます。

　ようやく到着すると、チケットを購入してから（いくらか忘れてしまいました）、839段の階段を登って、ようやく掲揚塔にたどり着きました。到着した時は、とても嬉しく感じました。

　ルンクー国旗掲揚塔は、中国を見ることができる国の最北端の地点です。ここから雄大な山と森の風景や畑などが見えます。夕暮れと日の出の眺めは美しく、観光客をひきつけています。

　目の前にはためく金星紅旗(Co do sao vang)と綺麗な景色を見て、ベトナム人としての幸せと誇りを感じました。

　10月になると、ピンクのそばの花が咲くシーズンになります。チャンスがあれば、ぜひルンクー国旗掲揚塔に行ってみてください。狭い道を通るときは、くれぐれもご注意くださいね！

　私にとってこの旅は、私の青春時代で最も印象に残る旅になりました。

(photo by Nguyen Nhan)
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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